スローペースのレースで有利となる脚質とは!?
みなさんは
「なぜ人気馬が惜敗したのか」
「なぜ人気薄が3着に入れたのか」
と疑問に考えたことはありませんか?
それらにはそのレースの展開が
大きく関係しています。
むしろ、競馬は展開次第だと言っても
過言ではありません。
「スローペースになるかな~」
と予想できていれば馬券を
当てることができたのに、
と後悔するのは嫌ですよね。
正直、ペースを予想することは
非常に難しいですが、競馬新聞に
記載されている競走馬の脚質を見ると、
レース展開を予想することができます。
そのため、これを
理解しておくと馬券の
的中率が高くなります。
すべてのレースに該当する
とは限りませんが、出走馬に
逃げ馬が少ない場合には
スローペースになることが多いです。
そのレースのペースが
スローペースとなった場合に
有利となる脚質が、
逃げ
です。
【逃げ】
スタートしてからすぐに馬郡の
先頭に立ち、そのままゴールを目指して
一目散に走るタイプの馬です。
スローペースとなったレースでは
なぜ、逃げ馬が有利なのかと疑問に
思いますよね。
【スローペースの場合】
これは、スタートしてからすぐに
馬群の先頭を目指す馬が少ないと
スタート直後にそんなに力を使わなくても
先頭に立てるからです。
競う馬が少ないので、
レースの流れは全体的にゆっくりになる。
⇒スローペース
そのため、逃げ馬が少ないと
スタート直後に余裕を持って、
先頭に立つことができ、最後まで
余力を残して走ることができます。
【ハイペースの場合】
反対に逃げ馬が多いと
スタート直後に数頭で先頭争いが
おこなわれるため、先頭に立つために
力を使わないといけなくなります。
競う馬が多いので、
レースの流れは全体的に速くなる。
⇒ハイペース
このような展開になった場合、
スタート直後に体力を消耗した
逃げ馬たちは、最後の余力がなく
負けてしまうケースが多いです。
このような理論から
スローペースが予想される
逃げ馬が少ないレースでは
”逃げ馬”が有利だと考えられます。
今までペースや展開が予想できず
なかなか馬券の的中率が上がらなった方は
逃げ馬が少ないレースで"逃げ馬"を
予想に含めてみてはいかがでしょうか。
4つに分類される競走馬の脚質で最も有利なのは○○!!
競馬の実況中継を見ていると
「鮮やかな逃げ切り勝ち」
「直線で最後方からのごぼう抜き」
などといったフレーズを聞いたことは
ありませんか?
実はこれは馬の”脚質”を
表しているフレーズなんです。
実は競走馬の脚質によっても
有利、不利があり、
それを知っておくだけでも
馬券の的中率が上がります。
皆さんの中にも
そのようなデータがあるのに
知らないだけで損をしている
人がいるかもしれません。
競走馬の脚質は大きく分類すると、
【逃げ】【先行】【差し】【追い込み】
の4つに分けられます。
【逃げ】
スタートしてからすぐに馬郡の先頭に立ち、
そのままゴールまで目指して
一目散に走るタイプの馬。
【先行】
逃げ馬を先に行かせ、その後ろで前の馬の
ペースを伺い、タイミングを見計らって
スパートをかけるタイプの馬。
【差し】
馬郡の真ん中からやや後ろ目に控えて、
溜めていた力を使って、最終コーナー
辺りから加速し、最後の直線半ばくらいで
先頭集団をとらえるタイプの馬。
【追い込み】
差しとは違い、最終コーナーを回るまでは
仕掛けず、直線を向いた瞬間に一気に
大外から豪快に前にいる馬を
抜き去っていくタイプの馬。
この4つの脚質のタイプは
競馬新聞の馬名の隣に記載されています。
また、矢印の見方このようになっています。
これでこの馬はどのタイプの
脚質の馬なのかを確認することができます。
昨年1年間の芝コースのレースで
この4つの脚質のうち
どの脚質の馬が有利なのかという
データがとられています。
そのデータより、
芝コースの全レースで
最も有利な脚質は、、、
【先行】
だということがわかりました。
先行馬の勝率は44%となっており、
やはり、あらかじめ前を走っている
馬の方が、後ろから走ってくる馬よりも
有利ということがわかります。
これは、後ろから走ってくる競走馬が
力を発揮しきれないまま、ゴールを
迎えてしまう可能性があるということが
大きな要因となるからです。
また、面白いのが
重賞レースでは【差し】の
脚質の競走馬の勝率の方が高い
ということです。
(重賞レース:賞金が高額で、有力馬たちが
集っておこなわれるレースのこと)
有力馬たちが揃うレースでは、
ハイレベルな戦いとなるため
【先行】よりも【差し】の方が
有利になるということも
覚えておいてください。
全体の芝コースでは、
【先行】の脚質の馬が有利と
なっているため、あなたの予想に
先行馬を含めてみてはいかがでしょうか。
競馬の基本中の基本!○○の買い方を公開!
競馬を始めたいけれど
そもそも馬券の買い方が
分からないからといって
始められない人はいませんか?
何に取り組むにしても
最初はある程度の知識や勉強は
必要です。
難しそうだからといって
楽しい競馬をやってみないというのは
非常にもったいないです。
今回はそのような悩みを抱えている
競馬初心者の方に
1番基本となる"馬券"の買い方を
お伝えします。
競馬の馬券を買う方法は2通りあります。
1つ目は即PAT(ネット投票)で
電子での馬券の購入方法です。
2つ目は競馬場あるいはWINS(ウインズ)
での発券式の馬券の購入方法です。
今回はオーソドックスな
競馬場あるいはWINSでの
発見式の馬券の購入方法を
ピックアップします。
発券式の馬券の購入では
マークシートに場名、レース番号、
式別、馬番号、金額、単位を
マークすることで購入できます。
また、マークシートの種類は大きく分けて
3種類あるのですが、私のおすすめは、、、
緑色のマークシート
です。
最初のうちは
1番シンプルな緑色のマークシートの
記入方法を覚えるだけでも
全ての式別の馬券購入に対応できます。
緑色のマークシートを
上記のようにマークすると
このような馬券が購入できます。
場名はどこの競馬場でのレースなのかを
選択します。
レース番号はその競馬場での何レース目の
レースなのかを選択します。
式別は馬券の種類について選択します。
馬番号は出走馬の番号を選択します。
金額は自分が購入したい金額の
数字を選択します。
単位は金額の数字についての単位を選択します。
(金額で”1”を選び、単位で”百円”を選ぶと
100円分の馬券が購入できます。)
このように緑色のマークシートの
記入方法を覚えるだけで
簡単に馬券が購入することができます。
また、これだけで
あなたの競馬への関心が深まり
楽しさへとつながっていくはずです。
さらに、各競馬場やWINSでは
無料で馬券の買い方などを教えてもらえる
”ビギナーズセミナー”が開催されているので
そちらに参加してみてはいかがでしょうか。
次回、競馬場やウインズに行った際には
ぜひ緑色のマークシートを使って
馬券を購入してみてください。
調教でチェックするポイントはここだ!!
競走馬の調子を確認するポイントとして
パドック、馬体重の増減、調教などが
挙げられますが、それらのどこの何を
見ればいいのかわかりますか?
他のレースよりも時間かけて予想した
レースが外れてしまうと、本当に
悔しいですよね。
チェックポイントが多すぎて、
頭の中がこんがらがってしまい
予想に時間がかかりすぎるのも
嫌ですよね。
しかし、ここをチェックするだけで
馬券の的中率が上がるとなると
その情報がどうすれば手に入るかを
知りたくなりませんか?
競走馬の調子を確認するそれらのポイントは
たくさんありますが、その中でも
重要視していただきたいのが、
調教のタイム
です。
(調教:レース本番に向かう為にコースや坂路
を走って負荷をかけること。)
また、レースの1週間前くらいに
おこなわれる調教は同じ調教でも
追い切りと呼ばれます。
調教ではレースと同じ距離を走るので
過去のレースで同じ距離を走った時の
タイムと比較してタイムが速いか、遅いか
ということを確認することができます。
また、同じレースに出馬する
競走馬とのタイムの比較も
することができます。
この2頭の6Fの調教タイムを比較すると
コントラチェックは83,1秒に対し、
カリビアンゴールドは82,5秒で
同じ距離を走っています。
(1F:200m、2F:400m・・・6F:1,600m)
つまり、調教のタイムでは
コントラチェックよりも
カリビアンゴールドのほうが
同じ距離を速く走っているということです。
これは予想する上での大きな
情報材料だとは思いませんか?
調教タイムは競馬新聞に
記載されており、調教映像は
JRAの公式サイトでも
確認することができます。
このように競走馬の調子を
確認するひとつのポイントとして
調教タイムがあるということを
覚えておいてください。
調教のタイムが速いということは
調子がいいということなので、
調教で好タイムを出している馬を
あなたの予想に加えることをおすすめします。
あの有名な武豊騎手よりも強い騎手とはいったい誰!?
皆さんは
知っている競馬の騎手は?
と聞かれると、誰の名前が
思い浮かびますか?
おそらく、競馬を知らない人でも
一度は名前を聞いたことがあるであろう
”武豊”騎手の名前が思い浮かんだ
人もいるのではないでしょうか。
なぜ、武豊騎手は
そんなに有名なのかというと
もちろん、騎乗が上手い(強い)
からです。
いくら武豊騎手が強いからといっても
毎レース勝つことはないので、
騎手の成績についての知識も
必要となってきます。
馬の知識はあるけれど
騎手の知識が乏しいので、
なかなか馬券が当たらない
というのはもったいないです。
ですが、新聞に記載されている過去の成績は
馬の成績のみで、騎手の過去の成績は
記載されていません。
ホームページには騎手の一年間の
成績がまとめられています。
そのデータを見ると
近年では武豊騎手よりも強くて
好成績を残している騎手がわかります。
その騎手は、、、
ルメール騎手
です。
過去3年間の
騎手別の成績はこちらです。
2019年
2018年
2017年
過去3年を振り返ると
3年連続でルメール騎手が
ダントツで1着の回数が
多いという成績になっています。
さらに、3年連続で
3着内率は5割越えです。
つまり、確率論でいうと
複勝馬券を購入し続ければ、
2回に1回は当たるということです。
(複勝:1着~3着以内に入ること)
馬の過去の成績は
予想の材料として最重要ですが
騎手の過去の成績を見るだけでも
馬券の的中率に大きく影響します。
今まで、どの騎手が強いのか
わからないと悩んでいた方も
ルメール騎手が騎乗する
馬を予想に含めることをおすすめします。
データが全くない新馬戦でチェックしておくポイント!
競馬以外の競技やスポーツでも
デビュー戦は見る側であったとしても
ワクワクしませんか?
競走馬は早ければ2歳の春に
新馬戦でレースデビューし、
能力の全盛期は4歳~5歳と
言われています。
新馬戦というのは、
出走するすべての馬が
初めてのレースなので
過去のレースデータがありません。
そのため、新聞を見ても
何を見てこの馬が強いのかを
評価するのが難しくなっています。
データがないので、競走馬の名前で
馬券を買ったりする方も時にはいますが、
そのような買い方だと
当たる確率は極めて低いです。
分からないからといって
テキトーに予想して
資金を無駄にするなんてことは
したくないですよね。
そこで、新馬戦では
特に注目して見ていただきたい
新聞に書かれた情報があります。
その情報とは、、、
『血統』
です。
競馬新聞には
各出走馬の父馬や、母馬
兄弟、姉妹などの情報が
記載されています。
馬番号1のバスラットレオン
という馬の父馬はキズナという馬で
母馬はバスラットアマルという馬です。
父馬のキズナの通算成績は
1着7回、2着1回、3着2回、4着4回
という好成績をおさめています。
さらに父馬のキズナは
世代最強馬を決定する
”日本ダービー”というレースで
1着という成績も残しています。
これだけではございませんが、
このように新馬戦のレースを
予想するための材料として
血統は欠かせないものです。
過去のレースのデータがない以上、
父馬が現役時代に好成績を残している、
兄弟馬が今も現役で評価が高いなどの
情報をいかに、収集できるかがカギとなります。
新馬戦でどの馬が強いかが
わからないという方は
まずは父馬の現役時代の成績を調べた上で
予想してみてはいかがでしょうか。
競馬場によって成績が変わる大きな要因はこれだ!!
自分が予想した馬が
前走と同じ距離のレースで、
前走の成績も良かったのに
なぜか負けてしまったという
経験をしたことはありませんか?
それはあなたが新聞の中で
大事な情報を見落としている可能が
あると考えられます。
中央競馬は全国各地で開催されており
各競馬場によって、右回り、左回り、
直線の距離などが異なります。
この数ある競馬場の中でも
注目していただきたいのが
コースの右回り、左回り
という特徴です。
右回りの競馬場 ③⑤⑦
左回りの競馬場 ①②④⑥⑧⑨⑩
馬にも利き脚があるので、
右回りが得意な馬もいれば、
左回りが得意な馬もいます。
そのため、競馬新聞で
必ずチェックしてほしいのが
コース別の戦績
です。
競馬新聞には右・左回り別の
戦績が掲載されているので、
これを知っているだけでも
予想する際のヒントになります。
この馬の右回りの成績は
1着0回、2着1回、3着0回、着外4回
という結果になっています。
反対に左回りの成績は
1着3回、2着0回、3着2回、着外2回
という結果になっています。
このように比較すると
この馬は左回りのコースが
得意な馬ということが
一目瞭然ですよね。
野球の打者でイメージすると、
右ピッチャーよりも左ピッチャーの方が
打率が良いということはよくあり、
何ら珍しくないことですよね。
馬にも得意、不得意があり
それを見抜くことで馬券の
的中率に大きく影響します。
競馬新聞は小さい字で
いろいろな情報が記載されていますが
この情報も必ず押さえておいてください。
もしあなたが予想に迷ったら、
そのレースが行われる競馬場での過去の成績や
右回り、左回りなどのコース巧者を
予想に含めることをお勧めします。